窓ぎわのトットちゃんより 園長先生のことば
- sansanpomirai
- 5月30日
- 読了時間: 2分
今日は、トットちゃんの園長先生のことばを
引用させていただこうと思う。
「どんな子も、
生まれたときには、いい性質を待っている。
それが大きくなる前に、
いろいろな、
まわりの環境とか、大人たちの影響で、
スポイル(台無しに)されてしまう。
だから、早く、
この『いい性質』を見つけて、
それをのばしていき、
個性のある人間にしていこう」
さんぽも、ほとんど同じ感覚だ。
すこーし違うのは
(どっちがいい、わるいではない)
さんぽ(というか、ひがし)の感覚は
「この『いい性質』を見つけて、
それをのばしていき」
という部分が、
のばす のではなく
つぶさない
という言葉に近い。
つぶさない、けさない、なくさない、
かくさない、欠けさせない、
スポイルされないように。
そんな感じ。
もちろん小さい人が
自分でのばしたいなら、
のばしたらいい。
のばせるように
機会もそこに置いておきたい。
でも、
期待はしないし、
自分で選んだらいいと思う。
期待しないように
「これは才能だから伸ばすべきだ!」
ではなく、
好きなら、やりたいよね。
という感じ。
「ちょっと違う」と書いたけど、
ほんとはほとんど同じだと書きながら思った。
この校長先生は、
音楽に長けた方で、
リトミックの元祖の方に大正時代頃に会い、
日本に持ち帰った方にらしい。
そしてこの園長先生の方針に、
資本家たちが感動し、助力されたとのこと。
こんな素敵な教育が、
明治・大正からあったのだ。
この感覚を思い出し、
大切にしていきたい。

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